スタンドミラーを壁掛けにしよう

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スタンドミラー

昔から愛用していたスタンドミラー、まだまだ使えそうなのですがだんだんと手荷物が増えてきたせいもあり、結構場所を取るなぁと感じるようになってきました。

またスタンド部などにもほこりがたまり、意外と掃除も大変です。とはいえ無いと不便ですし処分するにも粗大ごみとなりお金がかかりそう。一番良い方法は場所を取らずに活用することなので、思い切ってスタンドミラーを壁に取り付けて壁掛けミラーにしてみました。

準備・所要時間

必要な道具
・電動ドリル(穴あけ、ざぐり、ねじ止め)
・石膏ボードアンカー
・ねじ(石膏ボードアンカーに対応した太さ・長さ)

かかった時間
・1時間ほど

石膏ボードアンカーを選定する

家の壁はたいてい石膏ボードが使われています。DIYで家の壁に何かを取り付ける時にはねじを使いますが、石膏ボードにねじで直接固定しようとするとすぐにねじ穴ががたがたになって固定できません。

一番良い方法は柱の位置を確認して、柱にねじがかかるようにすることです。ただし柱はある程度等間隔に並んでおり、ねじで固定したい位置にはないことがほとんどです。

そういった場合に石膏ボードアンカーが活躍します。柱がない位置でねじ固定したい場合に、石膏ボードにさすことである程度の耐荷重を持たせることができるものです。

今回のスタンドミラーは35cmほどと細いため、4つ角すべてを家の柱に合わせることができません。またスタンドミラーを家具の配置に合わせたいこと、スタンドミラー自体がそれほど重くないことから石膏ボードアンカーで固定する方法を取りました。

耐荷重には余裕を持たせること
天井には使用しないこと

この2つに気を付けて目的に合った石膏ボードアンカーを選定しましょう。

SePoDi管理人が使用した石膏ボードアンカーは以下になります。少量ならホームセンターで購入すると安上がりです。


スタンド部を取り外す

スタンドミラーはたいていスタンド部が折り畳み式になっており、裏からねじ止めされています。スタンド部は壁掛けにする際に出っ張って邪魔になるため、ミラー部から取り外します。

ドライバーでねじを外すことでミラー部とスタンド部に分解できました。

スタンド部

設置場所を確認する

先ほど外したミラー部分をどこに設置するか、実際に壁にあてがいながら確認していきます。

候補は玄関か寝室ですが、玄関につけるなら後付けっぽくないよう埋め込みにしたいものです。ですがそこまではできないので今回は寝室に設置することにしました。

配置するときは周囲の色とラインを合わせるのがポイントだと思います。

ミラー部の四隅に穴を開ける

配置する場所が決まったら、ミラー部を壁に固定するための穴を開けていきます。

ねじの直径+0.5~1mm程度の穴をあけることで、ねじのトルクで壁に隙間がないようにミラーを壁に引き込ませることができます。

また壁に取り付けた後のねじ頭を控えさせるために、ざぐりを追加します。

ざぐり

壁に石膏ボードアンカーを設置する

壁に穴あけ用の印をつける

ミラー部を設置したい壁にあてがい、穴に鉛筆などで印をつけていきます。一人でやるとミラーがぐらぐらして位置が合いにくいので、可能なら2人でやると作業がスムーズです。

SePoDi管理人は踏み台を下支えに使って頑張りました。。

石膏ボードアンカー用の下穴を開ける

選定した石膏ボードアンカーの説明書に従い、下穴を開けます。(下穴が不要の場合もあります)

穴開けの際は床に新聞紙などを敷いておくと、細かい削りカスを集めやすくて掃除が楽になります。

石膏ボードアンカーを壁に埋め込む

石膏ボードアンカーは、基本的に石膏ボードの裏で広がって荷重を分散させる仕組みです。押し込んで先端を開脚させるもの、付属のピンを刺すものなどいろいろありますので説明書を確認して正しく設置しましょう。

壁にミラー部を取り付ける

最後にミラー部の穴と石膏ボードアンカーの位置を合わせ、ねじで固定して完成です。

ねじを締める際は4か所すべてを仮締めしてから本締めをすることで、4本目のねじ穴が合わないといったことを防ぐことができます。

壁掛けミラー完成

最後に

スタンドミラーを分解して壁につけるだけの作業でしたが、思ったより見栄えの良い仕上がりになりました。鏡は劣化しにくいので再利用しやすいと思います。

個人的には石膏ボードアンカーがとても使いやすかったので、これからも活用していきたいです。