カスタネットのゴム紐を直そう
子供のお遊戯会やピアノのレッスンなど、何かと利用頻度の高いカスタネット。使っているとだんだんとカスタネットを結ぶゴム紐が緩くなり、1年もたたずに使いづらくなってきます。しばらく我慢して使ってもらっていましたが、ゴム紐が緩くなりすぎてカスタネットが開かなくなってしまいました。
何とかしなければいけませんが、修理をするためだけにカスタネットを楽器屋さんにもっていくのは面倒だし、新しくカスタネットを買うのももったいない。ということで、身近にあるゴム紐を利用してカスタネットのゴム紐を付け直してみました。
準備・所要時間
必要な道具
・カスタネットの替えゴム紐(体操帽子の丸ゴム使用)
・はさみ
かかった時間
・10分ほど
古くなったゴム紐を取り除く
まずは伸びてしまったゴム紐をはさみで切り取ります。そうするとカスタネットが上下2つのパーツに分かれます。
汚れがひどい場合はこの状態で拭き上げをすると細かいところまできれいになります。
替えのゴム紐を準備する
カスタネット専用のゴム紐があればよいですが、なかなか身近には売っていません。とはいえネットで買うと送料がゴム紐以上にかかりもったいないです。
カスタネット専用のゴム紐は太さ2.5mmほどのゴム紐ですので、袖口や体操帽子で使う太さ2.0mmのゴム紐を代用してみました。これならスーパーや100円均一にあるので入手しやすいです。
素材感はカスタネットについていたゴム紐より少し緩いかな、といった感じ。カスタネット専用のゴム紐は硬めの印象です。
とはいえそれほど違いはなさそう。まずはこのゴム紐を約20cmの長さに切ります。
カスタネットを結ぶ
2つに分かれたカスタネットを本結び(2回結び)で結んでいきます。
上側のパーツの両方の穴に、上からゴム紐を通します。
次に下側のパーツにゴムひもを通して本結びで結びます。結ぶときはきつめに結ぶことで、カスタネットがきれいに開くようになります。
指通しの輪を作る
最後に指を通すための輪を作り、同じく本結びをします。
指を通す輪の大きさの調整が難しく、普通に結ぶとなかなかサイズがうまく合いません。ですので実際にゴム紐を指に通して、サイズを確認しながら結ぶとやりやすいです。
ちょうど良いサイズの輪ができたら、余分なゴム紐をカットして完成です!
最後に
これからも何度かゴム紐を付け替える必要が出てくると思いますので、これを機に交換方法を覚えられてよかったです。
身近なものを使って工夫できると、うまくいったときにより達成感が生まれて楽しめます。今回は新品同様に使いやすくなり、ゴム紐の色も明るくなって子供も喜んでくれたので大成功でした。